エクストル―ジョン
歯を残す治療
歯を残す治療
2.歯が欠けてしまった方・・・
欠けてしまったので抜きましょう
3.大きいむし歯がある方・・・
むし歯が深いので抜きましょう
4.歯がぐらぐらしている方・・・
歯周病で骨が溶けているので抜きましょう→下記の歯周組織再生療法のページへ
上記の方は、きちんと治療をすれば、残せる歯かもしれません。
もちろん残せる条件を満たせばの話です。
そのためには、まずは診査・診断が重要です。→初めての方へのページをご覧ください。
被せものが取れたり、むし歯が大きかったり、歯が折れたり、割れたり・・・
原因はいろいろですが、歯根が長く、健全な歯質が十分確保できると場合は、ほとんど残せることが可能です。
歯の上端が、歯肉や骨縁下にある場合は、きちんとした修復が出来ません。
被せものの淵から上に幅1ミリ以上、高さ2ミリ以上の健全な歯質がないと強度が得られず、歯根破折、脱離の原因になります。
そのためには、視診だけでなく、精密な検査(CT・レントゲン・マイクロスコープ)が必要です。
どのくらい割れているのか、十分な歯質はあるのか、歯を引っ張り上げる際のアンカーとなる歯はあるのかなどを検査し、診断を行っていきます。
CASE 1
被せ物が外れご来院。
歯の上部はむし歯があり、虫歯を除去すると、さらに歯は短くなり歯肉に埋もれてしまいます。レントゲンとCTを撮影したところ、歯根が長く、挺出(歯を引っ張り出すこと)させても問題ないと診断しました。
むし歯を除去して、フックをつけました。
フックにゴムをかけ、両隣の歯に渡したワイヤーに結び、歯を引っ張ります。
十分にフェルールを得られたので、仮歯を装着しました。
特に問題なく快適にお過ごしです
CASE 2
審美的な部位であるため、仮歯を装着しました。
ジルコニアセラミッククラウン